2009年12月30日水曜日

あと27時間を切りました

明日は2009年の大晦日。

皆さまはこの1年をちゃんとお過ごしになりましたでしょうか?
seineはまた後悔をしております。
逢いたい人には逢いに行くことです。
来年は心して時間を持とうと思います。
また逢わないまま大事な人を喪いました。

御冥福を祈ります -合掌- 


来年は平城遷都1300年祭で奈良県は大賑わいの予想です。
明日の大晦日にカウントダウン行事があちこちでありますが
seineは高田市の行者堂で初護摩供を体験の予定です。

時間というものは目に見えないし
手で触られるものでもないですよね。
今日と明日、今年から来年への境目って
よく判りません。
時間というモノが今年から来年へどう渡ってゆくのか、
現在から未来へとどう繋がってゆくのか、
護摩焚きで何かを識るかも知れないな・・・って
気がしています。

あともう少し宜しくね、今年^^
待っててね、来年!

因みに
奈良県御所市の葛木御歳神社が全国の御歳神(御年神)を祭る
神社の総本社とされているそうです。

2009年12月24日木曜日

妖怪

「壁は乗り越えるものじゃなく壊すものだ」

これ、<ぬりかべ>の話ですよん^^

雪女ネタをさがしていたら見つけました。
ゲゲゲの鬼太郎でもお馴染みの
あの、ぬりかべのコトです。
http://www.sakanafish.com/jiten/gendai.htm
このサイトのこの頁、面白かったです^^

2009年12月15日火曜日

懐かしい人

時間が逆巻いてゆくのを感じました。
小学校の最後にお世話になった先生が
「酷い仕打ちをしたこともあったでしょうね、ごめんなさいね」と
頭を下げているなんて。
先生はこうも仰いました、「あの頃が一番わたしの幸せな頃でした」とも。
約30年前と今とでは
教育も、親も、子供も、家庭も、
みな在り方が変わってきているそうです。
あの時代は今も教育者の中では語り草なのだそうです。

曲目はふたつ。
ひとりぼっちの羊飼い と 昴。
毎日、毎日みぃんなで練習しました。
パート別に分かれては音を確認し合い
発声を繰り返し
腹式の練習、口の開け方や笑顔や
身体の揺らす方向や、立ち位置や。

音痴のわたしは音楽は大好きでしたが歌うのはホント苦手でした。
ソロで歌う男の子の高い綺麗な声をいつも羨ましいなと
感じていました。

発表の当日の記憶といえば
2曲が終わって盛大な拍手を受けたことと
先生のとても満足そうな笑顔と
「最高の出来栄えでした」という言葉だけです。
結果発表をわたしは覚えていません。

<$BlogItemTitle$>小学生時代、わたしはいい子ではありませんでした。
放課後の学校の教室を片っ端から黒板に色チョークで
花を描いて回ったり
授業をすっぽかしてかくれんぼしていたり
嫌いな給食のパンを変なトコに隠して見付かって叱られたり。
樹に登って叱られたり。
大喧嘩して人に噛みついた時はどえりゃあ <(`^´)> <`ヘ´> 叱られました。
多分、あの子の肩には歯形が残っていると思います・・・@@;

毎日、帰宅するのは日暮れでした。
濃い茶色だった制服のスカートは日々の洗濯に色が薄くなってしまい
生地も薄くなってしまい
妹にはあげられませんでした。
上級生や下級生ではなく同級生とばかり
遊んでいました。
一番よく遊んだ時期ですね。
川遊びも泥遊びも、ボール遊びもしました。
近くに駄菓子屋さんがなかったから
大人には内緒で
隣町まで自転車で100円玉を握りしめては
買いに行きました。

同級生の家には大概内職中のお母さんが居ました、
おじいさんやおばあさんは畑仕事でしたし
下校時間を過ぎて校庭で遊んでいても
追い出される日は年間にそうなかったように思います。

町は今より安全だったのでしょうか?

学校の前に交番があってお巡りさんとはよく話をしていた記憶があります。
時折、(怪しげな)教材を売りに来る業者が居て
面白いから被り付きで眺めては
見事に洗脳され 親に購入をねだりました。

郵便局の裏の空き地に秘密基地を造ったのも
この頃ですね。
穴を掘って家の傘のありったけで屋根を拵えて
雨が降ったらさす傘が無いと苦情がでましたが
子供の事です、懲りやしません。

段ボールでも造ったと思いますが
あまり記憶にありませんね。
昔から器用ではありませんでしたから
加工の要らない傘が便利だったのでしょう。

在校中は一杯叱られましたが
一度だけ、
それはそれはひどく叱られてずっと泣き続けていた覚えがあります。
理由も、わたしたちを怒っていた先生も忘れましたが。

小学生・中学生・高校生と其々に多感な時期と思います。
勿論、幼稚園も保育園も人格形成や性格形成への影響は大きいと思います。

学園モノのドラマって
定期的に流行るじゃないですか。

金八先生の時は中学生でしたので
まさにリアルタイムなドラマだった訳です。
15歳で妊娠・・・そういう欲望も芽生える頃??!!
情報も氾濫してますし
どれが正しいかなんて判断は体験しないと判んないでしょう?

まあ色んなモノが溢れてくる時期なんでしょうかね。

自分を受け入れてくれるというのか
自分を支えてくれるというのか
そんな人が必要な時だと思うのです。
人をどうにかしてあげられる余裕はないような気がします。

この続きはまた。

2009年12月8日火曜日

残り福

もう最後かな、もう最後かな・・・
そう思いながら機材を抱えてあちこちを訪ね歩いています。
いつの季節も好きですけど
秋は長く楽しめるから大好き♫

この時期は日の入りが早くて夕方からの撮影は忙しい。
落ち葉狙いで訪れた九品寺はおじさまが落ち葉を整理の最中でした。
まだ葉に色は残っていましたが
乾燥していてかさかさ。
落ちたばかりという今年の落ち葉の撮影は叶いませんでした。

ここは本当にいろんなアングルで撮ることが出来る場所なのです。
石仏を主体で背景にもみじ、
フクロウの背景に千体仏、
階段の横に石仏、
石畳ともみじ、
もみじと甍、
木立ともみじ、
イチョウともみじ などなど。

上の石仏さまとの構図は諦めて
下に降りてきました。
十徳園でしたか、山門をくぐって左に池が
ございます。
池の向こうに大好きな竹の林があるのです。
こじんまりとしていて
シャガの咲く季節になると竹との取り合わせが好くて
訪ねるのですが
納得のゆく構図が撮れたコトがありません・・・。
で、
今夕も様子見に寄ってみました。

ありました、在りました。
もみじが待っていてくれました。
薄暮にオレンジ色がよく似合います。
どきどきしました。
まず、竹の高さが欲しいと思いました。
脚を低くし見上げてみました。
綺麗な葉っぱとの位置関係が難しく
あ~でもないこ~でもないと
結局、わたしが選んだのは
伸びている竹が少し内側にすぼむ構図でした。
陽が落ちるとめっきり冷え込んできますし
見えにくくなって構図の確認が
出来なくなってゆきます。
それでも立ち去り難くて
もみじと竹を眺めていました。

深くなるんですねぇ。
浮きあがるといいますか。
あの瞬間が大好きです。

風がでてきましたので
枝垂れてるもみじの枝は止まりませんでした。
背景の竹が闇にまぎれそうな気配の
そんなもみじをちゃんと撮りたかったです。
鬼の住まう桜を撮りたいのと同じ気持ちです。

吸い込まれるような。
そんな作品をつくりたいと思っています。

先日は三重県でもみじの流れ舞いを撮影しました。
今日の<静>と反対です。
桜の花びらや、もみじやイチョウの葉や
水中や水面を廻るものを撮るのはなかなか大変ですね~。
風に揺れる枝や草原なんかも。
どれもみな すこぶる楽しいですけど♪

今夜は素敵な夢を視る気がします。

みなさまの明日が希望に満ちていますように。

2009年12月5日土曜日

こども目線

職場には毎日小さい子がだれかしら居ます。
最近随分と見分けがつくようになりました。

在る日の昼下がり。
ひとりの男の子がわたしの足下にまとわりついて
わたしを見上げて、訊ねました。

「誰のママ~??」

なんかね、ショックを受けたんです。
子供にしてみたら
だれそれちゃんのママ、というのが
固有のもの(見分け方)である訳で
子供を持たないわたしは呼びようがなかったのでしょうね。

「まだ誰のママでもないよぉ」、と応えたものの
妙に心に残った問いかけの一言でした。
その子は得心したようでもなく
しかし興味はもう次へと移ったようで
また違う「○○ちゃんのママ」の許で
遊んでいました。

掻爬の手術を受けた人が居ます。
体内で子供さんが死亡していたそうで
もしこのまま自然に流れないなら 掻爬の処置 だと。
流産の経験者はわたしの周りにも
沢山居ます。
わたしより若年で数人の水子が居、
流産を繰り返し何年もかかって出産をされた人がいます。

体内ではまだ人の形になっておらず
身長1㎝ほどのこの時期のおなかの赤ちゃんは胎児と呼ばずに、
胎芽(たいが)と呼ぶのだそうですね。
魚類、両生類、爬虫類、哺乳類、そしてヒトへと生物進化の過程を一気にたどり、
やがて人間の赤ちゃんの姿へ。

受精卵が細胞分裂を繰り返し繰り返し
太古の姿を経て人になってくというプロセスには
今も驚きがあります。
世の中に摩訶不思議って沢山ありますけど
不思議というか
神秘とか神聖とか聖域とか、そういう様な一角ですね。

わたしは・・・
多分、血を分けた子供を持つ事はないように思います。
欲しいと感じた瞬間はあります。
掻爬の手術を受けた人は
受精の確信をした時に この子は生きられないな とも感じたと
ききました。
自然淘汰で亡くなってゆく命は沢山あるのでしょうね。
わたしの中でも
あったのかも知れません。
人が人と出逢って恋に落ちるより受精の確率のほうが低いのですよね!
一億分の一なんだそうです。

なんか凄くないですか!?

なのに案外みなさん
ぽこぽこと御産みでいらっしゃる @@
スゴイなぁ!

頭といいますか、耳の後ろの下の方が痛いのです。
どく どくというか ずきん ずきんというか。
厭な感じの痛さ。
明後日は大事な 投影会 だというのに。

皆様の明日が健康に恵まれたものでありますように。