2009年11月9日月曜日

物思う夕暮れ・・・

夕暮れ時の散策。
落ち葉を踏みしめて歩くときのあの感触と
足もとの葉の音が心地いいです。
葉の色でなら桜が好き。
モミジより一足早くに色付いて
山裾や路をグラデーション豊かに染めてくれるから。
地道でない舗装された処を散策ならば
葉の吹き寄せられた端っこを歩く♪
秋の気配を楽しむ時間はやっぱり夕暮れが良いな ^^
そろそろ肌寒くて、人恋しくて。
なんか訳もなく切なかったりして。

義母が入院したのは
わたしの誕生日の夜でした・・・。

開けられない眼でこちらを向いて
管がある為開けっ放しの口を動かして
多分、「悪いなぁ、悪いなぁ」と唇を動かしますので
判っていますから、と言ってわたしが手を握ったら
うん、うん、と義母が頷くのです。
息子である夫は堪え切れなくてポロリと
涙を落してしまいました。
それが昨日。
義母は今日やっと人工呼吸器の管が喉から
外されました。

お帰りなさい^^ お義母さん
って心の中で云いました。
心臓の悪い義父を残していかれたらどうしよう(-"-)
と本当に心配しました。
兎も角、ひと安心です。

静かな夕暮れは季節を問わず
好いものですね。
ひたすらにこころを開放してあげられます。
妹に「帰ってこぉ~い ^^/」と云われる時もあるほど
精神をほどきます。
どんな気の抜けた顔をしているのでしょうね @@;

人よりは上手く切り替えをしていると本人は
思っています。
1日のうち10分でも自分の時間を持ちなさい、
とはよく聞きますね。
そんな時間、seineはもうちっとあると思います。

義母は脚が悪いのです。
リハビリを受けていましたが痛いので
やがて通わなくなりました。
今のうちに可動域を広げておかないと
来る老後に待っているのは
車椅子生活なのです。

seineは高原骨折で2箇月余り入院し
車椅子生活も経験しました。
実家を改築の際みんなの意見で将来の介護生活を踏まえて
段差のないバリアフリー設計としました。
車椅子もOKな筈でした。
なのに、
車椅子で部屋間の移動に支障あったのには
驚きました。
ドアが若干狭いのです。
トイレも浴室もダメでした。

義父も義母も車椅子生活は本人にも家族にもかなり
難儀を強いるという点を
解っていただいた上でこれからを過ごしていただきたいと
切に思う訳です。
その場で足踏みを繰り返すだけでも
筋肉の運動になるのです。
それすら脚が挙がらないからと義母はしませんでした。
故、この入院が終わる頃が
わたしはコワイ。

毎日、義母の脚のマッサージに精を出していますが
大部屋に移ってのち
さあどう言って義母に自分から歩いてもらおうかと
思案中。
どうにも遠慮があるから
もどかしい。
自分の親ならもっと厳しく対するのだが。

この時期の夕暮れは早い。
あっという間にまっ黒け。

皆様、お身体冷やされませぬ様。
seineは囲炉裏を探しています。
夢を叶える為のアイテムのひとつです。

明日が幸せでありますように!
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