2009年5月7日木曜日

わたしは誰のもの?!

昼過ぎに携帯電話がなって、留守番電話にメッセージがありました。
とても酷い声のトーンで「連絡がほしい」との由。
急いで都合を付けて、半時間後にはメッセージの主に逢っていました。
こころにひどいダメージを受けたようで血圧まであがってしまっていました。
原因は 友人のついていた嘘偽りの発覚です。
恐らく、嘘を全くついたことのない人は居ないと思います。
しかし、今日の話は思い掛けない内容でした。
実害がなかったのが幸いというべきなのかも知れません。
メッセージの主が聞いていた 家の所在も、家系も、家族も
実在ではなかったと判明したそうです。
携帯電話が普及して、家の固定電話でなくても話せるようになりましたよね。
ネットでは別人を名乗ることも、なりすますコトも可能ですよね。
旧い付き合いでないなら
その名前が本当かなんて判らないですもんね。
一般的に最初から芸名(源氏名)を名乗る場合はかなり
限られる訳で
通常は本名を使用しますよね。
それが違うとなると、これってややこしい話になりませんか??

わたしも実はひとり、知っています。
誰も本名を知らないそうです。
名乗っていらっしゃるのは、名前も、職業もふたつ程ですけどね。
もう慣れましたが最初はかなり戸惑いました。
アブナイ人なのかと思っていた時期があります --;
厳密に名前を使い分けているようでなく
あれは単に気まぐれなんでしょうけれど。

ひとつの名前だけでも、
人にね、
自分のコトを伝えるのは大変ではありませんか?

古来、日本には「マナ」真名というものがありました。
本当の名前は人に知られてはいけないものだったそうです。
名は呪だから、束縛も意味するからだと。

これらの話はまたいつか。

話が逸れて、忘れるところでした!
その心に激しい痛手を受けていた人の傍で
わたしはお話を伺っていただけでしたが
いつの間にか土間の端に腰掛けるわたしの膝をめぐり
座敷わんこと、座敷にゃんこが
位置獲得争いをしていました。
小さいので2本足立ちをしてもわたしの顎までが
精一杯のわんこに対し、
生後数か月のにゃんこは更に小さく軽い為
内側が猫、外側に犬 という図柄になってしまいました。
片手で撫でるので両手でが塞がり、折角の珈琲カップを土間の隅に
置くこととなりました。

つぶらな瞳で見上げられたら
たまりませんね ^ ^