2010年1月13日水曜日

諦めてしまった人に

なんて言えばいいいのか判りませんでした。
お母様が脳梗塞で緊急入院。
ここ数日のいのち、と医師から告げられ
延命措置を講じないコトを
家族で意思確認されたそうです。
それから約10日。
持ち直すかも・・・との想いに
再び医師からは命あるままでの退院は無理です、と
告げられ。
「逝くのは今日か明日かと待っている状態なんです」と。
喋られないものの意識はおありで
痛いということと空腹感を手で示されるそう。
そのお母様の息が先日止まったのだそうです。
「・・・お母さん」と肩をトントンとしたらお母さまはまた
呼吸を始められたと。
「今度息をしなくなったら声をかけずに送ろう、そう思っています。」と
50代を目前にされた方はおっしゃっていました。

本当に手立てはないのでしょうか。
逝く時を待つしかないのでしょうか。
わたしなら。


先日もある80代のお母様が認知症を発症、
もう独り暮らしは無理だから
自宅には戻れませんとの連絡をいただきました。
美しい白髪に軽くパーマをあてその髪に綺麗に櫛をいれて
色白のお顔に朱の口紅がよくお似合いでした。
どんな人生を歩まれたらこんな風貌になるんだろかと
いつも見惚れていました。

素敵な年輩者が多くて
のたりのたり
生きていたらイカンなぁ・・・!と感じます。