2009年7月27日月曜日

羽化

蝉の羽化をご覧になったコト、おありですか?
seineはむかぁし、たった一度だけ観ました * ^ ^*
蝉は詳しく解明されていないようですが
7日~3ヵ月の命だとか。
メスは一生に一度の交尾で種の存続をしてゆくのだそうです。
ある年の夏、
それっぽい蝉の幼虫をつかまえてきてカーテンに留めていましたら
その夜。
背中が割れ、身体を抜き出し、のけぞり
ちっちゃな羽らしき縮れたものが、美しくなってゆく羽化の様を
生まれて初めて眺めました。
息を詰めてとても静かな感動的な時間でした。
乳白色から色も形も変化(へんげ)してく薄いものは本当、
天使の羽根の様にも感じられました。
左右の翅の伸び方に差があって手伝おうと指を伸ばしたら
父だったか、母だったかにえらく叱られました。
家族で一匹のセミを夜半中見つめていた気がします。

現代っ子は幸せなのかどうなのか。
カブトムシが居るのはデパートで
魚は切り身で海を泳いでいて・・・。
だけれどその気になれば
図書館に行かなくても今じゃネットで多くの情報が
手に入ります。
時代の隔たりを感じずにはおられません。

seineには3つずつ年の離れた妹が居ます。
末妹が公園でゲームウォッチを失くしたといって
一緒に探した記憶があります。
あの子はまだ幼稚園児だったかも知れません。
わたしの小学生時代は6年間の殆どを
毎日夕方まで校庭や川やらでみんなで遊んでいましたのに。
靴隠しをしていて隠した靴が見つからなかった時がありました。
田圃はあちこちがでこぼこで、子供は範囲を区切ってしっかり探すなんてことをしませんから
適当にあっちこちを手当たり次第探すだけです。
在るはずの靴はとうとう見付かりませんでした。
後日、母が謝りに行ったそうです。
(わたしは随分とあとになってききました)
♫どんどんどん♫と太鼓を鳴らしてやってくる飴細工屋さんを
追いかけた日もありましたっけ。
竹筒の先の飴を膨らましては 切ったり 捩ったり 張り合せたり
みるみる動物が出来あがってくるその指先は 魔法みたいで、見飽きませんでした。
縁日でもあまり見かけなくなりましたが
後継者問題でしょか、
需要がないのでしょうか。
道楽じゃないなら稼ぎがないと生業にならない訳ですよね。
紙芝居もそうですね。
seineはまだ一度も紙芝居を生で観たコトがありません。

そういえば。。。
劇団四季の「ジーザス・クライスト=スーパースター」2バージョン 観たかったのになぁ!

明日は晴れるかな。
今日は雷雨から快晴、また雨というお天気でした。
虹をご覧になった方もいらっしゃるかも知れませんね。
明日も好い日でありますように!

2009年7月26日日曜日

岐阜と福井に連れてっていただきました。
滝巡りの撮影旅です。
落差60mの「阿弥陀ヶ滝」
落差30mの「夫婦滝」
落差100mの「仏御前の滝」
落差60mの「龍双ヶ滝」。
初回訪問でのseineのお気に入りは阿弥陀ヶ滝です。
何の予備知識もないままに訪れるのは珍しいのですが
今回の旅はミステリーツアーみたいなものでしたから訪問県しか知りませんでした。
故、中判カメラ・一眼レフ・デジカメのどれを持参して撮影に臨めばよいのかが判らなくて
重たい機材を担いで歩くこととなりました。
合羽に長靴。
三脚にカメラ。

大好きな虹が懸かったのは 阿弥陀ヶ滝。
緑の壁の美しさに見惚れたのは 夫婦滝。
仏御前の滝 は階段でかなり体力を消耗し撮影は僅かの枚数でした。
龍双ヶ滝 のseineのお勧めは朝より夕方です。

今回は特にデジカメの機動力を感じました。
フィルムを入れ替えなくて良い点、
シャッター回数(枚数)を気にしなくて良い点、
補正の確認の利便性、等。
風で飛沫の方向が変わると印象が違ってきちゃいますよね。
水量も厳密には常におんなじ流れ方ではないのでシャッター速度も段階撮りをしたいですしね。

いやぁ、実に楽しい滝巡りでした♫

直瀑も段瀑もそれぞれに趣きがありますよね~、
季節によっても
時間帯によっても様々な姿になりまする。
今回、意外にも
緑以外に心を惹かれました。
岩の影の黒と流れの白さと草の緑のコラボに
とてもとても魅せられました。
露出をアンダーにしてここでは中判で撮影しました。
現像が上がるまでが楽しいと
おっしゃる方が多いですね ^ ^
現像があがってくると 意図とは違う出来栄えが多いから、と。
わたしの場合は、撮ることが全ての様です。
そんな命がけの顔して撮らなくても・・・なんて
大袈裟な表現をされた人が居ます。
その方には生涯借りっ放しOKのレンズがあります、
有難いお話です。

ポジはベルビア50が好きですね。
フォルティアも好みでしたが
あれはなかなか思うような色が再現されなくて
不便でした。
森羅も使い易い種類でしたけれど。
デジタル化への過渡期にわたしは大型カメラチェーン店に在籍していました。
店が終わってから
隣の休憩スペースで皆で意見の交換をしあったり
激しい議論をしたりと
あの時期が遥かに昔の様な気がします。
「あの頃は。。。」とオジサマやオバサマが口癖にされるのが
判る年頃になってきたのかも。
40代は不惑の世代。
今はみな、元気で長生きなので年齢に七掛けで考えて丁度良いのだとの話も
きいています。

老後が長い訳です。
しっかり生きないとアキマセンね。
財力も、知力も、体力も、
知人友人も
確保しておきたいところですね。

日本家屋様式でないお家が多いから
ひなたぼっこしながら縁側でお茶を飲むなんてことは
多分40年後でもできないでしょうけど
其れはそれ。
また違う楽しみがあるでしょう ^ ^

今日が素敵な一日でありますように。

2009年7月25日土曜日

色んなモノ

日々の中で想い出が積み重なっていきます。
夢の様な刻はすぐに過ぎますね。
大事なものを大事に生きていきたいものです。
恋人たちは紫式部の生きた1000年前からおなじ言葉で
愛を語っているそーデス。
あらゆる恋人同士に祝福を!

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2009年7月20日月曜日

人生には

きっと意味があるのだと思っています。
薄命の人も老衰で亡くなる長生きの人も。
わたしは 死ぬ時に必ず帳尻はあう というコトを信じています。

お墓や仏壇が残された者の為、とは存じておりましたが
満中陰までの七日毎の法要が
残された者が逝ってしまった方の死を受け入れる為のもの
と伺った時は そんな解釈もあるのかと驚きでした。

仏教では、私たちが生まれたときを生有、
人生を歩むことを本有、人生を終えたときを死有、
そして死有から四十九日までを中陰または中有というのだそうです。
そうして亡くなってから四十九日目(満中陰)のことをまた同じく生有といい、
この2回目の生まれを往生というのだそうです。
この世に一度生まれさせていただいて、
満中陰のときにまた再び生まれていくものとされているのだそうです。

カルマ、って聞きますね。
「業」。
seineは罪深い人間なので来世も多分、人間だと思います・・・。
医療技術が進んで人は病気では死ににくくなったそうです。
本人の意思に沿うとは限りません。
義理の祖母を亡くしたとき、
自宅のお布団はそこに人が横たわって居るとは思えないほどの薄さでした。
入院生活で痩せて細ぅなってしまったおばあちゃんのとても衝撃的な映像でした。
人は人との関わりの中で生きていますよね、
大事な人を大事に出来る間に大事にしたいなぁ!!って思っています。
孝行 したい時分に親は無しといいますしね。
なかなか言えないものですが
例えば 両親や、伴侶や、兄弟や姉妹にありがとう~っ ^^!って
ちゃあんと伝えていますか??

御免なさい も
ありがとう も
言葉にしないと伝わらないコトって多いです
よ・ ね・・・?!

本日、先月80歳で亡くなった方の追悼供養に出席をさせていただきました。
4年前に息子さんも癌で亡くされていました。
以前に伺ったお話では発見から半年後の死別だったとの由。
御仏壇にその息子さんと並んで遺影がございました。
みんなで乾杯をして、想い出話しをしました。
部屋のどこかにおいでだったのじゃないかなぁ~と思います。

ほんとうに皆様の元気な長生きを願います。
seineは楽しい日々を送る100歳の老人を目指します ^ ^ /



2009年7月15日水曜日

夏っ!! さて何を楽しみましょう^^

だんじり・おみこし・金魚掬いにりんごアメに綿菓子~^^
今年こそニワトリまで!とおねだりして買ってもらったド派手なヒヨコ。
seineの小学生時代は普通に夜店で花火のばら売りがありました。
値段と個数と楽しめる時間を考えて
握りしめた掌のおこずかいを数える・・・。
線香花火はあまりにあっけなく落ちちゃうからなぁ、
落下傘はあとで拾いに行くのが大変だしなぁ、と
当時わたしの選ぶ
妹たちと楽しめる一番の花火は ねずみ花火 でしたね。
かなり地味ですが
へび玉も大好きでしたね ^^
今でもそんな名称で存在しているのでしょうか。
付けにくい形状だったと思います、それに火をちかずけると
にょろにょろにょろ~~と
へびの抜け殻みたいなものが むくむくむく~っと
こう、のたうちまわるというか
とぐろを巻くといいますか。
音がある訳でも、発光する訳でもなく、ただ
にょろにょろ~ むくむく~ それだけのものなのですが。
わたしはいつも飽きずに眺めていました。


「オーダーメイド花火」があるそうですね @@
打ち上げ花火の模様を自分で決められるといった類のではなく
好きな花火の詰め合わせが出来ますよ♪ という内容なんだそうです。

花火といえば
やぱりお化けでしょ ^^!
seineは汲み取り式のtoiletが今でも苦手です。
わたしの幼い頃はまだ
「ぽっちゃん」便所とか「どっぽん」便所などと呼ばれるトイレが
多数存在してましたし
大概は建物の奥のはしっこにあり
薄暗ぁく、板敷はみしみし鳴るような
そんな場所でした。
壷は深くて時折下から風が吹きあがってきましたし
幽霊にお尻を撫でられやしないかと
ひやひやしたものです。

学校には幽霊話がつきものですね。
体育館。
部室。
放送室や美術室、音楽室に理科室。
皆さまもきっとお心当たりがあると思います。

夜の神社の肝試しの怖いったら!
一人が泣き出すと連鎖反応的に泣いちゃうし
怖い!っていう感情は速やかに伝播しますね。
そして、増幅します!
お寺じゃなくて、神社がポイント。
この肝試しはホント怖いです。
樹が揺れて葉擦れの音もし、影まで揺れるから
風がある夜は 尚 怖い。

落語の怪談で
牡丹灯篭や累ケ淵や皿屋敷あたりのお噺を
御存じない方は少ないだろうと思います。
戸板がくるん くるんと引っくり返って現れる二人の姿、
う・・・seineは鳥肌がたちます。

わたしはとても怖がりです。

かなり以前に耳にした桜金蔵さんの話は今でも
ふいにわたしを襲い
凍りつかせる時があります。
箪笥の後ろの隙間に居る女の人の話です。
生身の人間では入り得ない隙間。
覗くと目が合う、というお話だったように思います。
記憶違いだったら御免なさい。

怪談も夏の風物詩ですね!

浴衣着てうちわ持って
たまや~ ^ ^/
seineの住まう辺りでは19日が花火大会です。
周辺に家が立ち並び
室内からは見えにくくなりました。
今年も庭で蚊に喰われながら 音に怯えるわんこと一緒に眺めると思います。
美しい色が出ないので
携帯電話で花火を撮るのはもう止めにしました。
現実が一番綺麗です。

いつか水上花火を観てみたいものです。
雪の季節の打ち上げ花火も素敵なんですってね!
いつか、いつか。
seineは未来の楽しみが一杯あります。

貴方はどんな楽しみをお持ちですか *^ ^ *

2009年7月14日火曜日

おりひめ -七夕伝説より-

きっとまたあの人に会えるから
きっと月の舟が迎えにくるから

デジタルファインアーティスト KAGAYAさん、わたしの大好きな方の一人です。
宇宙と神話の世界をお描きになるのですが
seineが出会ったのはプラネタリウム作品「銀河鉄道の夜」でした。
あの宮沢賢治さんの未完の作品です。
大阪府富田林市のすばるホール 0721-25-0222 で上映中です!
井上ヒロコさんの挿入歌も素敵ですので是非 足をお運びつかぁさい ^ ^!
大人向けのファンタジーです!
seineは大好きな映画でも何度も劇場で観るなんてことは
今まで本当 なかったのです。
なのに、DVDを買ってしまいました・・・ *^ ^*
大阪に3回観に通い、それでは満足出来なくて、買っちゃいました。
嬉しかったですね~。
なんか頬ずりしたいような。
その後、夏に関西国際空港でイベントがありまして
汽車の窓から「銀河鉄道の夜」の世界に浸れる機会に恵まれ
乗ってきました。
がたん ごとん と動くのですよ。
座席がリアルに!
seineはうれし涙で映像が見られなくて・・・  ^ ^;
折角の10分でしたのに。
会場にはKAGAYAさんのでっかい作品が展示されていました。
コンピュータをいかに駆使して作品をお創りなのか
紹介の放映がありました。
ラインがね、とても綺麗なんですよお。
例えば、鎖骨の感じや腰のくびれ方、(スミマセン♂目線で)
身体を被う薄衣の質感は凄いです。
だけれど生身感はありませんね。
それが透明感になるのかな。
装身の類なんて、商品の参考にされる方もきっとおいでになるだろうな
って思います。
現在のKAGAYAギャラリー TOPページはさそり座です。
(いつもだったらすみません _(._.)_ )
そして、seineはさそり座で~す。
こんな一致が嬉し♪
なんというのでしょうねぇ、
癒し なのかなぁ。
羨ましいとか 憧れ、とかそんな感じに近いのかも。

天文普及とアーティストとしての功績をたたえられ、
小惑星11949番はKagayayutaka (カガヤユタカ)と命名されているそうです。
これってめっちゃ凄いコトですよね!!

15日は下弦の月がご覧になれます。
物思いに耽る時間も必要かも知れませんよん。

明日も酷暑のよう。
皆様、電解質をしっかり補給なさってくださいね。
身体の疲れが違いますから。


2009年7月9日木曜日

雨あがりの七夕でした

夕涼みコンサートなるものに出掛けました。
seineはハンドベルを初めて見ました。
ご覧になったことのない方は
福引会場などで鳴り響いているアレを思い出していただけると
ハンドベルの感じは伝わるかと思います。
かなり大小あるようで、持参されていたものは最大で2kg前後なのだそうです。
腕も太くなるわいなぁ、と納得。
ベルを扱うリンガーの皆様の手の動きによって舞台照明がベルに映え
演奏者のイヤリングに反射する光もとても綺麗。
日本の鐘・鉦といえば下向きですよね。
ハンドベルは上向き。
音が出るのは一振りに一回だけで、呼び鈴を振った時のようにリンリンリンと
鳴り続けることはないのだそうで、
故、あんな不思議な腕の回転運動となるのだそうです。
正式名をイングリッシュハンドベルといい
イギリスでキリスト教の教会のベルの練習をするために、生まれた楽器。
日本にやってきたのは50年ほど前のこと。
今は宗教色は薄れ 結婚式の余興や趣味のサークル、
協調性を養う為にと学校用には安価なミュージックベルという商品まで作られたとか。
音叉みたいな形のハンドチャイムにも初めて出会いました。
こちらも透明な音がとても心地よい楽器でした。
振りならす・爪弾く・叩く 等で奏でられるこれらふたつの楽器の曲はとても
耳に気持ちよく ❤に届きました。

え~っと 皆さ~ん ^ ^
7月22日は皆既日食ですぞ!
奄美大島北部、トカラ列島、屋久島などで見ることができるそうで
日本全国では46年ぶりに部分日食を見ることが出来るとの由。

皆既日食とは、さてどんなものでしょうや??

太陽が月によってすっぽりと隠れ、あたりが瞬く間に暗くなっていく現象。
はい、よく出来ました (^.^)/~~~
seineは太陽と月が作り出すダイヤモンドリングを観てみたいです。

2009年7月5日日曜日

ユネスコ登録・認定 日本の偉人 とは

さて、この方は一体どなたなのでしょう ^ ^
昨年2008年は「1000年紀」イベントが沢山ございました。
お判りいただけましたでしょうか。
日本人で初めて認定を受けた日本の偉人とは源氏物語の作者 紫式部です。

動画サイト YouTube で 検索したら面白いものが一杯 ♪
日本ヘラルド映画の源氏物語や
手塚プロダクションの源氏物語や
東映の源氏物語、
タカラヅカの源氏物語 などなど。
耳で日本語をききながら、英語字幕というのは
English を勉強中の方には良い教材かもしれませんね。
内容は国民的レベルでかなり知られていますし。
中国語字幕のも同じ意味で
良い教材になるかなぁ~って思います。
ただ、再生時間は長くはないですよん。

京都市下京区は西本願寺・東本願寺の間に 風俗博物館 というものがございます。
沢山の小さいお人形が わたしたちを源氏物語の世界に案内してくれます。
屋敷も調度も精巧な作りなのでしげしげと眺めてしまいます。
seineたちが以前にお訪ねした折には十二単と水干と狩衣が自由に試着出来ました。
衣装は予想よりも質感も重量もあって、
妹ときゃあきゃあ云いながら 記念撮影をしあいました。
鳥帽子(えぼし)が大きくて顔がハマってしまうのが
可笑しくて可笑しくて
だからseineの画像は顔半分が鳥帽子であとの顔半分はおっきな口。
わはわはと大笑いしているものばかりです・・・ (^^ゞ
妹の写真はといいますと
これまたわたしが笑いすぎで手元が安定しなくて
ブレたものばかり。
まぁ、これもいい想い出です * ^ ^ *
風俗博物館、ここは展示変えがありますので、
折々に訪ねて行きたい場所ですね。

そうそう、
来年2010年は平城遷都1300年です。
奈良はイベントが目白押し、
賑やかになりそうです。

今夜は王朝貴族の世界に浸って
眠るとしませう。

では、また。