真夜中、チャンネルを廻していたら怪談話をしていました。
百物語でしょうね。
何話目かに姑獲鳥が紹介されました。
これ、妖怪なんです。
京極夏彦さんの作品に姑獲鳥の夏というものが
ございます。
わたくし、これが初めての映画だと思っていました。
調べてみると
2000年から京極作品は映画化されていたのですね、
演芸界においては
講談・狂言・落語での「京極噺」というものがあるとか。
WOWWOWで実写版を、
夜中にテレビでアニメ版を、
ご覧になった方もいらっしゃるかと存じます。
「この世には不思議なことなど何もないのだよ」は中禅寺秋彦の口癖。
黒ずく目の着流しに羽織、鼻緒の赤、という憑きもの落しの出で立ち描写が
制服フェチのseineには堪りません。
御行の又一の純白衣装と「御行奉為…(おんぎょうしたてまつる)」。
わたしはこの両名は生まれ変わりかと思うちょります。
記憶が見えてしまう榎木津礼二郎の世間一般を飛び越えた脳内感覚も大好きです。
妖怪といえば・・・
中学生の時に流行ったのが クチサケ女。
お化けというより妖怪に近しいのかも知れませんね。
まことしやかに
あちらの筋のこちらの角で・・・と出没情報が街を行き交いました。
こっくりさんは
小学校で大流行し、友達んちの2階で
3人の指が カ
エ
リ
タ
ク
ナ
イ
と文字を辿った時にゃあ 悲鳴がでました。
それでも指を離したらそれこそエライことになるから ><; と
お願いし続けてお帰りいただいたことがございました。
お盆も終わりです。
皆様に連なる血の、諸先輩方はお帰りになりました
でしょか?
おもてなしは充分されましたかぁ?
今年、わたしのお盆はなぁんか変な居心地の悪い期間でした。